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当事者で支援者 理解深める手記/埼玉

【2012/4/8付 朝日新聞より引用抜粋】

http://mytown.asahi.com/saitama/news.php?k_id=11000001204090002

◇アスペルガー症候群の村上さん出版


 発達障害の一つで、他人に気づかれにくいとされるアスペルガー症候群の村上由美さん(39)=さいたま市=が、手記「アスペルガーの館」(講談社)を出版した。様々な困難や同じ障害を持つ夫との生活を通じ、障害者、支援者、家族という異なった視点からこの障害と向き合う姿勢が冷静な筆致で描かれている。


 由美さんは3歳ごろまで言葉が話せず、自閉症と指摘された。小学生の時、母親に障害名を告げられ、自分を知るために都内の大学で心理学を専攻。卒業後は言語聴覚士の資格を取得。現在、行政の相談窓口などで発達障害児らの支援にあたっている。


◇同じ障害の夫「貴重な経験広く伝えて」


 著書には自らの成育歴をはじめ、いじめ、就職失敗といった障害に伴う困難が専門知識を交えて記されている。夫で在宅でプログラマーをする真雄さん(46)との、物の収納法から意思疎通まで、工夫しながらの夫婦生活が紹介される。


 出版のきっかけは、都立高校の同窓会報で由美さんの活動を知った同社編集者の長岡香織さんの勧め。由美さんは当時では珍しく、幼少時から母親に社会性や言葉遣いの訓練を徹底的に受けて育った。長岡さんは由美さんと障害が結びつかなかったという。本の表紙は自宅で真雄さんと穏やかにほほえむ写真を使った。「特別な人との印象にしたくなかった」と説明する。


 タイトルは真雄さんが1997年に立ち上げたホームページ名からとった。障害者自身による情報提供サイトの先駆け的な存在で、由美さんが真雄さんと出会ったのもこのサイトだ。「当事者で支援者という貴重な経験を広く伝えるべきだ」との真雄さんの助言で由美さんは5年前から実名で講演活動など始め、障害への理解を深める活動もしている。真雄さんは「自分たちの生活が充実することが、誤解や偏見をなくすことにつながる」という。


 由美さんによると、同サイトの掲示板やツイッターでは、アスペルガー症候群に関して不安を訴える親や具体的対処法を求める相談が多くなっているという。


 著作からは、同じ障害でも夫婦の行動や考え方が違うことが分かる。由美さんは「個性はそれぞれ違い、障害名でくくれない。私をヒント集と思って、工夫や支援をして欲しい」と呼びかけている。


◇アスペルガー症候群 
 先天的に脳の機能に問題が起きているとされる発達障害の一つ。言葉や知的に遅れはないが、相手の気持ちを理解しにくい、物事に過度にこだわるなど、自閉症と同様の特徴から、対人関係に支障を抱えやすい。




テーマ : 福祉関連ニュース
ジャンル : 福祉・ボランティア

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