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母は本で兄は映画で 自閉症者と家族の物語/福岡

【2012/1/19付 Asah.comより引用抜粋】

http://mytown.asahi.com/fukuoka/news.php?k_id=41000001201190006

 福岡市の赤崎久美さん(51)が、自閉症の娘千鶴さん(22)と家族についてつづった「ちづる」を出版した。きっかけは、千鶴さんの兄正和さん(23)が昨年完成させた同名のドキュメンタリー映画。福岡市でも21日から公開される。
 娘の成長、見守る家族や医師、ケースワーカー、特別支援学校の先生、地域の人々の関わり、苦難の中でも常に前向きな姿をみずみずしい文章で描く。
 千鶴さんは2歳を前に自閉症と診断された。赤崎さんは絶望感から「生きていけない」と思ったが、「でも、とりあえず、ひと眠りしよう」。子どもたちとぐっすり昼寝をして目覚めたとき、現実に立ち向かう気力がわいていた。障害児を育てる先輩お母さんの「ゆっくりとではあっても、少しずつ前に進んでいくよ」との言葉に励まされた。
 千鶴さんが小学生のころから、赤崎さんはインターネットで日々の様子を発信してきた。「自閉症について知ってほしい」と考えたためだ。自閉症は、コミュニケーションがうまく取れなかったり、特定の物事に強いこだわりをもったりするなどの特徴がある。先天的な脳機能の障害だが、「心の病」「親の育て方による」との誤解も少なくない。
 本は、ネットの文章に加筆し、100ページほどを新たに書き下ろした。かつて励まされたように、「この本が後輩お母さんを励まし、社会への理解を広げられたらうれしい」と話す。
 夫正幸さんは2006年7月、飲酒運転事故に巻き込まれて亡くなった。正和さんは現在、東京の障害者福祉施設で働く。赤崎さんは長年住んだ横浜を離れ、昨年、故郷・福岡に千鶴さんと引っ越した。家族の形は変わったが「これからもずっと四人家族であることに変わりはない」と書く。
 本の副題を「娘と私の『幸せ』な人生」とした。赤崎さんは記す。
 「千鶴についてはとても『不自由な人生』だと今でも感じていますし、夫の死については確かに『不運で悲しい人生』です。でも、それは幸せではないということとはちょっと違っていて、幸せなことも、数えればきりがないほどたくさんあるのです」
 新評論刊。税込み1890円。(佐々木亮)

 映画「ちづる」は、正和さんが立教大学現代心理学部映像身体学科の卒業制作として撮った作品。学内で反響を呼び、劇場公開されることになった。
 正和さんは小学生のころから周囲の障害者差別を感じ取り、友人にも千鶴さんの話題を避けてきた。映画の冒頭で打ち明ける。「妹のことをどう説明したらいいか今もわからない。だから言葉で伝えるかわりにカメラを向けることにした」
 千鶴さんの生き生きとした表情や駄々をこねててこずらせる様子、さらには将来について正和さんと母久美さんがぶつかる場面をありのままに撮影した。映画作りを通して、正和さん自身が家族に向き合い、成長していく姿が刻まれている。
 21日から、福岡市中央区那の津1丁目のKBCシネマで公開。一般1800円、学生1500円、シニア千円。22日には正和さん、障害者支援や地域福祉に詳しい野口幸弘・西南学院大教授が来館し、トークイベントがある。



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