観光+福祉の交流拠点に ドライブイン開店/大分
http://www.oita-press.co.jp/localNews/2010_127329782364.html
豊後大野市犬飼町の国道10号沿いに、ドライブイン「どんこの郷いぬかい」が10日、オープンする。自閉症の人たちが働く就労支援施設として社会福祉法人「萌葱(もえぎ)の郷(さと)」(五十嵐康郎理事長)が運営する。「観光機能だけでなく、福祉の交流拠点にもしたい」としている。
「どんこの郷いぬかい」には、レストラン、地元の農産物や県内の福祉施設で製造した商品を販売する販売所がある。広さは約240平方メートル。専門相談員を配置し、自閉症に関する情報提供や相談も受け付ける。
障害のある10人が、厨房(ちゅうぼう)での食器洗いや片付け、店内の接客、外回りの清掃といった仕事を担当する。仕事のノウハウを身に付け、最終的には一般就労を目指すという。
萌葱の郷は、自閉症を専門とした県内唯一の施設として1990年に設立。91年に更生施設めぶき園、2001年にこどもデイサービスセンターなごみ園、05年に県自閉症・発達障害支援センターを開設し、幼児期から成人期までの生活支援を中心に取り組んできた。どんこの郷を新たに開き、就労までを含めた総合支援につなげたい考えだ。
五十嵐理事長は「自閉症は対人関係の持ちにくさなどの特徴から継続就労に結び付きにくかったが、適切なかかわりや支援があれば働ける。一人一人の可能性を広げたい」と話した。




